最終日、移動しかしていないので取り立てて書くこともないんですが、この日はなんと、僕の帰還と同時に真ん中の妹が留学に飛び立つということで、その辺のお話を。
ハードボイルド「タクシーorバス」
この日は早起きです。飛行機の出発予定時刻は午前10時35分。つまり空港には午前9時頃に着いて、早めにチェックインを済ませておきたい。バスは1時間に2本。満員だったら乗れない可能性もある。同じ便で帰る人がホテルにいたら、チェックアウトも時間が掛かるかもしれない……。
ありとあらゆる可能性を考え、飛行機に乗れなかったら最悪(ある意味石垣に残れたら最高だけど)という思考の元、僕は午前7時過ぎに起床。ヘアセットはそもそも整髪剤を持ってきていないのでなし。
着替えを済ませ、顔を洗ったら午前8時になる前にチェックアウト。僕以外でチェックアウトのためにフロントに来ているお客さんは……0!!!
まあ、よかったよかった。
元々の予定では帰りの空港へはタクシーを使おうと思っていたのですが、所持金が心許なくなってきた僕はできればバスを使いたいと思っていました。ですが空港に向かうバスは混んでいることが多く、石垣島滞在中に何度かバスを使った僕ですが、空いている時は空いているけど朝でも混んでいることがあるとわかっていたので、かなり余裕をもってバス停へ到着しました。
もしバスが満員だったらタクシーを呼んで、空港へ行こう。お金は一応足りる……。
不安の9割(7割だっけ?)は起こらないと嘲笑うように、到着したバスはガッラガラ。僕は荷物を置いて悠々と着席。
しかもその後乗り込んでくる人も殆どおらず、お金も時間も予定より大幅に節約できました。
ええことです😁
で、空港に着いた僕の思考はパチッと切り替わります。
「タクシー代浮いたからお土産買い足そか」
僕は石垣島に着いた時から「紅芋パイ」なるものがすごく気になっていました。1番安い6個入りを一つかごに入れ、前日は買わなかったサーターアンダギーの前へ。
そうです。妹がリクエストしていたお土産の1つです。
僕は紅芋タルトも買ったし、ちんすこうも買ったし、ラングドシャも買ったし、石垣の塩も買った……キーホルダーももちろん用意している……。
サーターアンダギーは、妹が今後修学旅行やプライベート旅行で沖縄を訪れた時に自分で買う、それが楽しみにもなるんじゃないかなという思いから前日は籠に入れていなかったのですが、「タクシー代浮いたしなあ」と悩む僕。
まあ、買うとくか、と籠に入れ、レジへ。
またね、石垣島!
そしていよいよ石垣島とのお別れの時です。飛行機に乗り込み、(もちろん窓際)離陸。
美しい石垣島の海

さらば石垣島
往路ではたぶん反対側で見えなかった沖縄本島。

沖縄本島
沖縄といえどもさすがに本島は民家がぎっしりですね!
着陸態勢に入ると、大阪・関西万博会場の夢洲が! 大屋根リングを空撮することに成功しました!

大屋根リング
ただ、2時間前まで美しい珊瑚の海を見ていたこともあって、大阪湾の昏い海を見て「えっ……」となってしまいました。
現実に引き戻された瞬間です。。。
飛行機を降り、空港から関空快速で大阪駅までやってくると、乗り換えのために渡った阪急との連絡橋で、濁った空気に体が一気に重たくなりました。
沖縄……石垣はすごく空気も綺麗な場所だったんだな、と実感。
夕方に帰宅すると、兄貴のお土産を今か今かと待ち焦がれていた末妹がわんちゃんのように飛び跳ねてきて、「おかえり~」と笑顔。
石垣にずっといたいけど、妹の笑顔はそれ以上です。
大量の発注でもう在庫を抱えきれないくらいのお土産を渡すと1つ1つに嬉しそうな顔を見せるガキんちょ。
キーホルダーも喜んでくれましたが、「でも1番嬉しいのはサーターアンダギーやで」という衝撃の一言。
サーターアンダギー、1番安いでっせと内心思いながらも、まあ喜んでくれたらなんでもいいや、と嬉しくなります。
結果的に、最後の最後でサーターアンダギーを買い足してよかったなあと思う僕でした!
p.s.次女の留学と母の執念
僕が帰宅したのは午後4時半になる前辺りでした。僕には3人の妹がいるのですが、次女がこの日の午後11時45分の関空発ドバイ経由の飛行機でヨーロッパに留学に行く予定がありました。
何を隠そう我が家で紅芋タルトが一番好きなのは留学に行く次女なのです。
母から送られてきた次女のスケジュールでは午後9時に留学に行く人たちは関空に集合しなくてはならないため、午後7時に京都駅を出発する関空特急「はるか」に乗車するようでした。
つまり京都駅に向かうために家を出発するのは午後6時。
割と最後までバタバタしていたので、妹とゆっくり話せる時間もなく、ただ、紅芋タルトだけは無事に届けることができました。
母と末妹は次女と一緒に関空特急で関空へ。
次女の出発を見送っていると終電がないため、父が車で後から関空へ向かい、帰りは母と末妹も車という予定でおりました。
僕は帰宅が夕方なので、みんなで夕飯を食べてから次女を送り出せるのかなと思っていたのですがそんな時間はなく、当初僕はお見送りに行くつもりはしていなかったのですが、父と車で関空へ。
実に6時間ぶりの関空です✈️
妹の他にも同じ大学から留学に行く学生たちが十数人。妹は友人も一緒らしく、兄としては心強い限りです。
いよいよチェックインの時間が近づき、人生初飛行機の妹はやや緊張の面持ちで保安検査場を通過していきました。
さて、問題はここで発生しました。
我々は妹の乗った飛行機が飛び立つのを見送ってから帰宅するつもりでいました。ところが僕がスマホで調べてみると、展望デッキは午後6時頃に閉まっている……。
飛行機……見れない!?
ほな帰るか~と僕、父、末妹は思いました。
ですが母は諦めません。絶対どこかあるはず! と調べに調べ、1階4階の建物の端から見えるという情報をキャッチするも、ガラスはすべて鏡になっていて外が見えません。
保安検査場にいた係員に尋ねるも、送迎デッキはないとの返事。
「もしかして外かな?」と母が言うので、僕はすいすい外へと出て行き、歩行者が立ち入れるギリギリのところへ。
母は掃除係のおじさんにも送迎デッキについて訊き、「建物の端から見えるところがあると聞いたことはあるけど本当かはわからない」という何とも言えない情報を信じて外に出てきます。
僕のいたところからは滑走路に向かう飛行機が見えます。
母は安堵したようでしたが、そこから飛び立つ飛行機は見えません。エンジンの音だけが遠くに聞こえ、「まあ飛ぶ前にあそこに飛行機くるんやったらええんちゃう?」とのんびりする僕と父と末妹。
ところが母は「あっちから飛行機飛んでいってない?」と真逆の方向を指差します。
地図を見ると、確かに反対側が大阪湾です。
「あっちいこか」とみんなで大移動すると、夜空に光を放って飛び立つ飛行機が見えます! が、機体は見えないのでどこの飛行機かはわかりません。
出発予定時刻が近づき、エンジンの音が大きくなり、一機の飛行機が飛び立ちました。母は動画を回しています。
「いった! 飛んだ!」と興奮する母。
でも時間は、予定より10分ほど早い……。本当にあの飛行機かはわかりません。
「もしかしたらすぐに次が飛ぶかもしれん」と母はその場にステイ。
僕は建物に入り、電光掲示板に表示されるフライト予定をパシャリ。
妹の乗った飛行機は予定より10分早い出発に変更されていたので、母が撮影していた飛行機が妹の乗っているもので間違いありません。
その旨をラインで伝えたのですが既読がつかない……。
何しとんねん、と思いながら外へ行くと、母はまた動画を撮っていました。
「今また飛んだ!」
「いや、ライン見て。さっきのやわ、たぶん」
母は満足そうに、しかし寂しそうな顔をしていました。
しかし母の執念はすごい……普通やったら帰ってるで。
結局帰宅したのは午前2時、石垣旅行の最終日は移動しかしていないけど、実は一番疲れた1日だったかもしれません!
もし石垣島に行かれることがあって、僕の訪ねた先で参考になるものがあれば、ぜひ参考にしてみてください!
石垣島、最高! 大好きな場所になりました!!!



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